「危ないから外出しない」それでいい?89歳の体操習慣が教えてくれたこと【船橋市三咲】

昨日は
毎週水曜日に開催している「介護要らず一生歩ける健康体操サークル」の日でした。
昨日は風が強かったですね!
そんな中
いつものように体操に参加してくださった89歳の女性がいらっしゃいます。
実はこの方
電車を乗り継いで、わざわざ体操サークルまで通ってくださっているんです。
89歳ですよ!
しかも、昨日のような風の強い日にも。
もちろん、強風の日は移動中の安全も気になります。
無理をしてまで出かけることを勧めたいわけではありません。
でも、その方の姿を見ていると
改めて考えさせられることがあるんです。
━━━━━━━━━━━━
年齢を重ねてからの人生。
その違いを生むのは
日々の習慣と物事の捉え方ではないでしょうか?
━━━━━━━━━━━━
外出しない理由なんて、いくらでもあります
「今日は風が強いから」
「雨が降っているから」
「膝や腰が痛いから」
「転んだら危ないから」
「なんだか今日は面倒だから」
外出しない理由を探そうと思えば、いくらでも出てきます。
もちろん、体調が悪い日や天候が危険な日は、外出を控える判断も必要です。
でも、それがいつの間にか
「今日はやめておこう」
「また今度にしよう」
という習慣になってしまったら?
外出する回数が減る。
歩く距離が短くなる。
人と会う機会も減る。
そして、少しずつ体力が落ちていく。
そのうち
「最近、歩くのがしんどくなってきたから外出を控えよう」
そんな悪循環になってしまうこともあります。
━━━━━━━━━━━━
転ぶのが怖いから歩かない。
でも、歩かなくなったことで
もっと転びやすい身体になってしまったら?
それって、本当に良い選択でしょうか?
━━━━━━━━━━━━
私が89歳の女性に感心する理由
この女性が素晴らしいのは
単に89歳で体操をしているからではありません。
電車を乗り継いで通うためには
家を出る準備をする。
駅まで移動する。
電車に乗る。
乗り換えをする。
会場まで歩く。
そして仲間と一緒に体操をする。
帰りも同じように、自分の足で帰っていく。
これって、体操の時間だけが運動ではありませんよね。
外出するという行動そのものが
身体を動かし続ける機会になっているんです。
しかも、そこには目的があります。
「体操に行こう!」
「今日も身体を動かそう!」
「先生や仲間に会いに行こう!」
そういう前向きな気持ちが
行動につながっているんですよね。
送り出している娘さんにも拍手を送りたい!
実は、この89歳の女性は娘さんと同居されています。
そして、私が素晴らしいと感じているのは
ご本人の頑張りだけではありません。
その姿を見守っている娘さんにも
大きな拍手を送りたいんです。
高齢の親を持つお子さんなら
「転んだらどうしよう」
「何かあったら困る」
「もう年なんだから、なるべく家にいてほしい」
そう考えるのは当然だと思います。
大切な親ですからね。
でも、ここで一つ考えてほしいんです。
親を大切にすることと
親の行動を制限すること。
それって、同じことでしょうか?
例えば
「危ないから外に出ないで」
「転ぶと大変だから家にいて」
「もう無理しないで」
そんな言葉をかけ続けることで
本人が外出する意欲を失ってしまったら?
歩く機会を失う。
人と会う機会を失う。
新しい刺激を受ける機会も失う。
その結果、半閉じこもりのような生活になってしまったら
本当に本人のためになるのでしょうか?
私はこれまで、高齢者施設をはじめ
さまざまな環境で暮らす高齢者の方々を見てきました。
その経験から感じるのは
良かれと思って行っていることが
必ずしも本人の力を守ることにつながるとは限らないということです。
何でも手伝ってあげる。
危ないことはさせない。
なるべく動かなくていいようにしてあげる。
一見、とても優しい対応に思えます。
でも、その優しさによって
本人が本来できることまで減ってしまったら?
━━━━━━━━━━━━
高齢者を大切にすることは
何でも代わりにやってあげることでしょうか?
できる力を使い続けられるように
支えてあげることも大切ではありませんか?
━━━━━━━━━━━━
もちろん、転倒などの危険を無視していいわけではありません。
安全対策を考えること。
その日の体調や天候を判断すること。
必要なら付き添いや移動方法を工夫すること。
そうした配慮は大切です。
でも、危険があるからすべて禁止するのではなく
どうすれば安全に続けられるのかを考える。
本人の「やりたい」という気持ちを尊重し
できることを奪わずに見守る。
それもまた、家族の大切な役割ではないでしょうか?
89歳になっても通い続ける女性も素晴らしい。
そして、その意思を尊重して見守る娘さんも素晴らしい。
そんな親子のあり方に、拍手を送りたいんです。
運動は筋肉を鍛えるだけではありません!
ところで
運動って、何のためにするのでしょうか?
「筋肉を鍛えるため」
「転ばない身体を作るため」
「体力を維持するため」
もちろん、それも大切です。
でも、運動にはもう一つ
知っておいてほしい働きがあります。
それが、脳への良い影響です。
最近は「運動脳」という言葉も耳にするようになりました。
身体を動かすことは
筋肉や関節だけでなく、脳の健康とも関係しています。
継続的な運動には、認知機能の維持や認知機能低下のリスクを抑える効果も期待されています。
ただし、運動すれば必ず認知症を防げるということではありません。
大切なのは
身体と脳は別々に働いているわけではないということです。
例えば、私の体操サークルでは
身体の動かし方を考える。
新しい運動を覚える。
説明を聞いて実践する。
左右の動きを使い分ける。
こうしたことも行っています。
単に筋肉を動かすだけではなく
頭を使いながら身体を動かしているんです。
そして、もう一つ。
仲間と会話する。
笑う。
新しい話を聞く。
自分の生活を振り返る。
こうした人との交流も
気持ちの健康や社会とのつながりを保つ大切な機会になります。
━━━━━━━━━━━━
身体を動かす。
頭を使う。
人と交流する。
体操サークルには
いくつもの健康づくりの機会があるんです。
━━━━━━━━━━━━

「運動を教えてもらえる環境」があること
健康のために運動が必要だということは
多くの方がご存じだと思います。
でも、実際に続けられているでしょうか?
テレビで体操を見た。
YouTubeで運動を覚えた。
健康雑誌で筋トレを知った。
でも、何日続きましたか?
最初は頑張ったけれど
いつの間にかやらなくなってしまった。
そんな経験、ありませんか?
運動の方法を知っていることと
運動を習慣にできることは別なんです。
だからこそ
毎週決まった曜日に身体を動かせる場所がある。
教えてくれる人がいる。
一緒に頑張る仲間がいる。
そんな環境が大切になってきます。
私の体操サークルでも
ただ運動の回数をこなすことは目的にしていません。
なぜ、その運動をするのか。
どこの筋肉や関節を使いたいのか。
日常生活のどんな動作につながるのか。
そういうこともお話ししています。
すると、参加者の皆さんも
自分の身体や普段の生活習慣を見直すきっかけになります。
体操の時間だけ頑張ればいいのではありません。
その時間に学んだことを
普段の生活にも活かしてほしいんです。
人生の後半に表れる、習慣と思考の違い
ここまでお話ししてきましたが
今回、一番伝えたいのはこの部分です。
同じように年齢を重ねても
日々の過ごし方は人によって違います。
「もう年だから」
「危ないから」
「面倒だから」
そう考えて、できることを少しずつ減らしていく人。
一方で
「まだまだ歩きたい」
「もっと元気でいたい」
「仲間と一緒に頑張りたい」
そう考えて、できることを続けようとする人。
もちろん、身体の状態や生活環境は一人ひとり違います。
頑張りたいと思っても
病気や障害などによって思うように外出できない方もいます。
だから、単純に頑張っている人だけが偉いという話ではありません。
でも、まだできることがあるのに
年齢や不安を理由に諦めてしまうのは、もったいないと思うんです。
特に、人生の後半では
毎日の小さな行動の積み重ねが大きな意味を持つのではないでしょうか。
━━━━━━━━━━━━
習慣と思考の差が
如実に表れるのが人生の後半。
━━━━━━━━━━━━
私は、高齢者の皆さんに
ただ長生きしてほしいわけではありません。
自分の足で歩く。
自分で出かける。
好きなことを楽しむ。
人と会って笑う。
そんな、自分らしい生活を
できるだけ長く続けてほしいんです。
そして、ご家族にも
本人が持っている力を使い続けられるように
支えていただけたらうれしいです。
あなたにも、身体を動かせる場所がありますか?
運動を習慣にする。
仲間と交流する。
新しい知識を学ぶ。
前向きな刺激をもらう。
そんな環境があることは
年齢を重ねるほど大切になってくると思います。
一人で運動が続かないという方は
ぜひ、お近くの体操サークルや地域のコミュニティを探してみてください。
必ずしも私のサークルでなくても構いません。
自分に合った場所で
気の合う仲間と身体を動かす。
毎週、外出する楽しみがある。
それだけでも、生活が変わるきっかけになるかもしれません。
そして、年齢を理由に諦めるのではなく
これからも自分の足で歩き続けるために
今できることを大切にしてほしいんです。
最後に、参加者の皆さんの声を聞いてみてください!
私が指導している
「介護要らず一生歩ける健康体操サークル」では
実際に参加されている方々にお話を伺った動画があります。
体操サークルに通ってどうだったのか?
どんなことを感じているのか?
参加者の皆さんの生の声です。
「こういう場所があるんだ!」
「自分も何か始めてみようかな」
そんなきっかけになればうれしいです。
よかったら、ちょっと見てみてくださいね!
「船橋市で杖要らず介護要らずで一生歩ける健康体操サークル開催中!【参加者の声】」
A-style整体治療院/あきやま整骨院
介護要らず一生歩ける健康体操サークル
千葉県船橋市三咲





コメント