腰が痛いのに、腰だけ見ていませんか?「呼吸」と姿勢を見直してほしい理由【船橋市三咲】

「腰が痛いから、腰をマッサージしてもらっています」
「腰のストレッチも毎日やっています」
「腹筋が弱いと言われたので、筋トレも頑張っています」
でも……
なかなか腰痛が良くならない。
そんな方、いらっしゃいませんか?
腰が痛いのだから、腰を何とかしたい。
そう考えるのは当然です。
でも、ここで一つ質問です。
あなたは普段、自分がどんな呼吸をしているか確認したことがありますか?
「えっ?腰痛なのに呼吸?」
と思われるかもしれません。
実は、私たちが毎日何気なく行っている呼吸は、姿勢や身体の安定性とも関係しているんです。
今日は、普段の施術でも私が大切にしている「呼吸と腰痛の関係」についてお話しします。

呼吸は、ただ酸素を取り込むだけの働き?
呼吸というと、肺に酸素を取り込んで、二酸化炭素を吐き出すこと。
多くの方は、そう考えると思います。
もちろん、それは正解です。
でも、呼吸にはもう一つ注目してほしい働きがあります。
それが、姿勢を安定させる働きです。
ここで重要になる筋肉が「横隔膜」です。
横隔膜は、胸とお腹を隔てるドーム状の筋肉で、息を吸うときに収縮して下がります。
この横隔膜は、呼吸だけでなく腹部の筋肉などと協力して、体幹の安定性にも関わっています。
つまり……
呼吸と姿勢は、別々の問題ではないんです!
腰痛が続く人は、呼吸の仕方も確認
慢性的な腰痛がある方では
呼吸の仕方や横隔膜の働きに違いが見られるという研究があります。
また、呼吸運動を取り入れることで
慢性腰痛の痛みや身体機能の改善につながる可能性も報告されています。
ただし、呼吸の仕方が悪いから腰痛になると
単純に言い切れるわけではありません。
腰痛は、筋肉・関節・神経・生活習慣など、さまざまな要因が関係します。
そのうえで、私が患者さんの身体を確認するときに注目していることがあります。
例えば、こんな呼吸です。
・息を吸うたびに肩が大きく上がる
・胸の上の方ばかりが動く
・お腹の動きがほとんど感じられない
・呼吸が速く、小さくなっている
このような呼吸が見られる方では、胸郭や体幹の動きも確認したいと考えています。
もちろん、こうした特徴が一つあれば腰痛の原因だという話ではありません。
でも……
腰の筋肉だけを一生懸命ほぐす前に、呼吸も確認してみませんか?

背中が丸くなると、呼吸にも影響する?
ここでもう一つ大切なのが、姿勢です。
皆さん、普段どんな姿勢で過ごしていますか?
ソファに深く腰掛けて、背中を丸めている。
テレビを見るときも背中が丸い。
スマートフォンを見るときは、頭が前へ出ている。
気づいたら、一日のほとんどを座って過ごしている。
こんな生活になっていませんか?
背中が丸くなり、胸郭の動きが制限されると、深く息を吸う動作がしにくくなる場合があります。
そして、背骨や胸郭が十分に動かない状態では、身体を起こしたり、手を伸ばしたりする動作にも影響することがあります。
ここで私が考えてほしいのは……
腰が痛いから腰だけをストレッチする。それで十分でしょうか?
ということです。
身体は、腰だけで動いているわけではありません。
背骨、胸郭、骨盤、股関節。
それぞれが協力して、姿勢を保ち、身体を動かしています。
だからこそ、腰痛を繰り返している方ほど、腰以外の部分も確認する必要があると考えています。

あなたの呼吸を1分間チェックしてみましょう!
ここで、簡単な確認をしてみましょう。
難しいことはありません。
① 1分間の呼吸回数を数える
まず、椅子に楽に座ってください。
いつもどおり呼吸しながら、1分間に何回呼吸しているか数えてみましょう。
息を吸って、吐く。
これで1回です。
無理にゆっくり呼吸する必要はありません。
いつもの呼吸を確認することが目的です。
呼吸回数は、体調や姿勢、緊張などによって変化します。
回数だけで「良い呼吸」「悪い呼吸」と決めつけるものではありません。
② 胸とお腹に手を当ててみる
次に、片手を胸に、もう片方の手をお腹に当ててみましょう。
そのまま、ゆっくり息を吸ってください。
胸とお腹は、どのように動いていますか?
胸だけが大きく動いているでしょうか?
それとも、お腹にも自然な動きを感じられますか?
胸とお腹が無理なく協調して動いているかを確認してみましょう。
ただし、胸とお腹が必ず同じ大きさで動く必要はありません。
大切なのは、余計な力を入れずに呼吸できているかということです。
次は、ゆっくり吐くことを意識
呼吸を確認できたら、次は実践です。
私が呼吸指導で大切にしていることの一つが、ゆっくり息を吐くことです。
例えば……
3秒かけて息を吸う。
6秒くらいかけて、ゆっくり吐く。
このように、吸う時間より吐く時間を少し長くしてみましょう。
ただし、必ず3秒・6秒に合わせる必要はありません。
苦しくならない範囲で、自分が心地よく呼吸できるリズムを探してください。
最初は5回程度でも構いません。
ここで重要なのは、頑張って大きく呼吸しようとしないこと。
肩や首に力を入れず、楽に呼吸することを意識してみてください。
めまいや息苦しさが出る場合は中止してください。
そして、もう一度いつもの呼吸に戻してみましょう。
最初と比べて、胸やお腹の動きに違いはありましたか?
自分の身体の変化に気づくことも、大切な第一歩です。

呼吸だけやれば、腰痛は良くなるのか?
ここは誤解してほしくありません。
私は、呼吸運動だけで腰痛がすべて改善するとは考えていません。
腰痛の状態によっては、股関節や背骨の可動性、筋力、日常生活の動作なども確認する必要があります。
また、神経や内臓などの病気が関係している場合には、医療機関での診察が必要です。
でも、だからといって呼吸を無視してよいのでしょうか?
私はそうは思いません。
腰が痛い。
だから腰を揉む。
腰が弱い。
だから腹筋を鍛える。
それだけでは、見落としてしまうこともあるのではないでしょうか?
大切なのは、腰痛という症状だけでなく、身体全体がどのように働いているかを確認すること。
これが私の考え方です。
よくある質問
Q.腹式呼吸をすれば腰痛は改善しますか?
腹式呼吸などの呼吸運動は、慢性的な腰痛の改善を助ける可能性があります。
ただし、誰にでも同じ効果があるわけではありません。
腰痛の原因や身体の状態に合わせて、必要な運動を組み合わせることが大切です。
Q.呼吸はお腹だけを膨らませればいいのでしょうか?
お腹だけを無理に膨らませる必要はありません。
呼吸では横隔膜だけでなく、胸郭や肋骨も動きます。
胸とお腹の自然な動きを感じながら、力まずに呼吸することを意識してみてください。
Q.腰痛があるときも呼吸体操をして大丈夫ですか?
楽な姿勢で行う穏やかな呼吸運動は、取り組みやすい方法の一つです。
ただし、痛みや息苦しさが強まる場合は中止してください。
また、強い腰痛に加えて脚の麻痺、排尿・排便の異常、発熱などがある場合は、運動より先に医療機関での確認が必要です。
最後に|腰ばかり気にしていませんか?
腰が痛いと、どうしても腰に意識が向きます。
それは当然のことです。
でも、腰痛を何度も繰り返しているのであれば、少し視点を変えてみませんか?
普段の姿勢はどうなのか?
背骨や胸郭は動いているのか?
股関節は十分に使えているのか?
そして……
呼吸は、自然にできているのか?
痛いところだけを追いかけるのではなく、身体全体の働きを確認する。
私は、そこに改善のヒントが隠れていることもあると考えています。
腰痛だから腰だけ。
そんな単純な話ではないんですよね。
腰を何度も揉んでも変わらないなら、そろそろ腰以外にも目を向けてみませんか?
船橋市三咲のA-style整体治療院/あきやま整骨院では、腰の痛みだけでなく、姿勢・背骨・骨盤・股関節・呼吸なども必要に応じて確認しています。
長引く腰痛や、繰り返す腰の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
A-style整体治療院/あきやま整骨院
院長 秋山雅教(柔道整復師)
千葉県船橋市三咲
三咲駅から徒歩約5分・完全予約制





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