片足立ちでふらつく原因は?足裏の感覚とバランス【船橋市】

「歩くと身体が左右にパタパタとブレる」
「片足立ちをすると、すぐに反対の足をついてしまう」
「その場で足踏みをすると、なんだか不安定・・・」
こんな変化を感じていませんか?
こうした状態になると
多くの方は「足腰の筋力が弱くなったから」と考えると思います。
もちろん、筋力が関係していることもあります。
でも、本当にそれだけでしょうか?
私は、普段の施術や高齢者の体操指導で
歩き方や片足立ち、足踏みなどを確認しています。
その中で気になるのが
足裏の感覚が、十分に使えているのか?
ということです。
今日は、身体のバランスを保つうえで大切な足裏の働きについて
私が臨床で経験していることも交えながらお伝えしたいと思います。
■ 足裏は、ただ身体を支えているだけではありません!
皆さんは、普段どのくらい足裏を意識していますか?
おそらく、あまり意識していない方が多いと思います。
でも、私たちが立ったり歩いたりするとき
足裏はとても大切な役割を果たしています。
それは、地面の状態や足にかかる圧力などを感じ取ることです。
例えば、身体が少し前へ傾いたとき。
足裏にかかる圧力も変化します。
私たちの身体は、足裏から得られる情報も利用しながら
姿勢を調整しているんです。
つまり
足裏は、身体を支えるだけでなく
バランスを取るための情報を受け取る場所!
ということなんですね。
実際に、高齢者を対象とした研究でも
足裏の感覚と片足立ちなどのバランス能力との関係が報告されています。
では、その足裏の感覚を
皆さんは普段どのくらい使っているのでしょうか?
■ 歩くと左右にパタパタとブレる方に注目しています
私が歩行を確認するとき
特に気になる動きがあります。
それが、歩くたびに身体が左右へパタパタとブレるような動きです。
歩くときは、左右の脚を交互に前へ出します。
その間には、片脚で身体を支える瞬間があります。
このとき、身体をうまく支えられないと
上半身や骨盤が左右に大きく揺れる場合があります。
また、片足立ちをしても
すぐに反対の足を床についてしまう。
その場で足踏みをしても
なんだか落ち着かず、不安定になる。
そんな方もいらっしゃいます。
ここで私が確認したいのは
脚の筋力だけではありません。
股関節や体幹が働いているか。
身体の重心をうまく移動できているか。
そして、足裏で床をどのように感じているか。
こうした身体の働きを合わせて確認しています。
なぜなら
筋肉があっても、身体を上手に支えられるとは限らないからです!
■ 外出しない、座ってばかり・・・そんな生活になっていませんか?
ここで、日常生活についても考えてみましょう。
最近、外へ出る機会が減っていませんか?
歩くことが少なくなり
家の中で座って過ごす時間が長くなっていませんか?
私の臨床経験では
・外出する機会が少ない方
・運動習慣がない方
・座っている時間が長い方
・腰やひざなどに慢性的な痛みがある方
こうした方の中に
歩行や片足立ちが不安定な方を見かけることがあります。
もちろん、こうした生活習慣だけが原因とは限りません。
ただ、歩く機会が少なくなると
足裏で地面を感じながら身体を支える機会も減ってしまいます。
慢性的な痛みがあれば
痛みを避けようとして、身体の使い方が変わることもあります。
そして、動くことが不安になり
ますます外へ出なくなってしまう・・・
そんな悪循環になっていないでしょうか?
私は、ここにも介護予防で見直したいポイントがあると考えています。
大切なのは、ただ運動量を増やすことだけではありません。
今の身体が、どのように動いているのか?
そこに気づくことも大切なんです。
■ 足裏の感覚を刺激すると、身体の反応が変わることも!
ここからは、私が施術や体操指導で取り入れている方法をご紹介します。
足裏に刺激を入れたあと
片足立ちや足踏みをもう一度確認すると
「さっきより立ちやすい!」
「足が床につく感覚が違う!」
そんな変化を感じる方がいらっしゃいます。
もちろん、毎回すべての方に同じ変化が出るわけではありません。
でも、私はこの反応を
身体の状態を知るための大切な手がかりにしています。
では、どのようなことを行っているのか?
今回は、椅子に座ったままできる方法をご紹介します。
■ まずは足踏みと片足立ちを確認してみましょう!
最初に、今の身体の状態を確認します。
安定したテーブルなど、身体を支えられるものがある場所に立ってください。
まずは、その場でゆっくり足踏みをしてみましょう。
左右に大きく揺れていませんか?
片方の脚を持ち上げたとき
身体がグラッとする感じはありませんか?
次に、支えを確保した状態で
片方の足を少しだけ床から浮かせてみます。
左右で立ちやすさに違いはあるでしょうか?
ここで大切なのは
何秒立てるかを競うことではありません。
身体がどのように反応しているのかを
自分で感じ取ることです。
確認できたら、椅子に座って足裏に刺激を入れていきましょう。
■ ① 足裏の3点を床に擦ってみましょう!
最初に意識してほしいのが、足裏の3つのポイントです。
それは
① 母趾球(親指の付け根)
② 小趾球(小指の付け根)
③ かかと
この3点です。
椅子に座った状態で
それぞれの場所を意識しながら、足裏を床に軽く擦ってみましょう。
親指の付け根。
小指の付け根。
そして、かかと。
左右の足で、それぞれ確認してみてください。
強く押しつける必要はありません。
足裏のどこが床に触れているのか
その感覚を意識することが大切です。
普段あまり意識していなかった足裏ですが
こうして刺激してみると、床との接触を感じやすくなる方もいます。
■ ② 足指10本で床を削るように動かしてみましょう!
次は足の指です。
椅子に座り、両足を床につけます。
そこから、左右10本の足指を使って
床を軽く削るようなイメージで動かしてみましょう。
ギュッと強く握り込む必要はありません。
足指が床に触れている感覚を意識しながら
ゆっくり動かしてみてください。
皆さん、普段から足の指をしっかり動かしていますか?
靴の中に入っていると
足指を意識する機会は意外と少ないかもしれません。
私は、こうした足裏や足指への刺激も
身体のバランスを考えるうえで大切だと感じています。
■ もう一度、足踏みと片足立ちを確認してみましょう!
それでは、ここでもう一度確認です!
先ほどと同じ場所で
テーブルなどに手を添えられる状態にして立ちましょう。
まずは、その場でゆっくり足踏み。
身体の左右へのブレはどうでしょうか?
次に、片方の足を少し浮かせてみてください。
先ほどと比べて、何か違いはありますか?
「足が床にしっかりついている感じがする」
「さっきより身体を支えやすい」
そんな変化が出る方もいらっしゃいます。
私は、ここが面白いところだと思っています!
足裏を刺激したことで
立ったときの感覚や身体の反応が変わる場合があるんです。
大切なのは
運動をしたかどうかではなく
運動の前後で身体がどう変わったのか?
ということ!
変化があったのか。
どちらの足が立ちやすいのか。
まだ不安定さが残っているのか。
その違いを確認することが、次の運動を考える手がかりになります。
なお、この方法だけで歩行の問題がすべて解決するわけではありません。
足裏だけでなく
股関節や骨盤、背骨、体幹の働きなども関係しているからです。
■ 足裏だけでなく、身体全体の使い方を確認することが大切!
ここまで足裏の感覚についてお伝えしてきました。
でも、私は足裏だけを見ているわけではありません。
歩行や片足立ちが不安定な方には
股関節の動きや筋力、背骨や骨盤の働きなども確認しています。
例えば、片脚で身体を支えたとき
骨盤が大きく傾いてしまう方。
背中が丸まったままで
身体を起こす動きが苦手な方。
股関節を使って重心を移動することが
うまくできていない方。
その方によって、見直すべきポイントは違います。
ですから
足腰を鍛えればいい。
片足立ちだけ練習すればいい。
それだけでは十分ではないかもしれません。
私は、実際の身体の反応を確認しながら
必要な施術や運動を選んでいくことを大切にしています。
せっかく運動するのであれば
目的を持って、必要なことに取り組んでほしいんです!
■ よくある質問
Q.足裏の感覚が悪いと、転びやすくなるのですか?
足裏から得られる感覚は
身体のバランスを保つために役立っています。
高齢者を対象とした研究でも
足裏の感覚とバランス能力には関係があると報告されています。
ただし、転倒には筋力や視覚、関節の動きなども関係するため
足裏だけで判断することはできません。
Q.足裏を擦るだけで、バランスが良くなるのですか?
足裏に刺激を入れた前後で
立ちやすさや足踏みの安定感に変化が見られる方もいらっしゃいます。
私は、その反応を確認することを大切にしています。
ただし、変化の出方は人によって異なるため
股関節や体幹の働きなども合わせて確認していきます。
Q.毎日ウォーキングをしていれば十分でしょうか?
歩く習慣はとても大切です。
でも、ただ歩いているだけで
身体のすべての機能が十分に働くとは限りません。
歩き方やバランス、身体の支え方なども確認しながら
今の身体に必要な運動を組み合わせていきましょう。
■ 最後に|転ばないために、足裏の感覚も見直してみませんか?
皆さんに考えていただきたいことがあります。
これから先も、自分の足で歩き続けたい。
そう思って、足腰を鍛えたり
ウォーキングを頑張ったりしている方は多いと思います。
でも、その運動の効果を実感できていますか?
片足立ちは安定してきましたか?
歩くときの左右へのブレは減ってきましたか?
私は、こうした身体の変化に目を向けてほしいんです。
筋力を鍛えることは大切です。
でも、身体を支えるために必要なのは
筋力だけではありません。
足裏の感覚。
股関節の働き。
背骨や骨盤の動き。
そして、体幹を安定させる力。
こうした身体の機能を上手に使えることが
歩き続けられる身体づくりにつながると考えています。
「最近、歩くとふらつく」
「片足立ちが苦手になってきた」
「運動を続けているのに変化を感じない」
そんな方は、今の身体の状態を一度見直してみませんか?
当院では、単に筋力があるかどうかだけでなく
姿勢や関節の動き、バランス能力なども確認しています。
そして、身体の反応を見ながら
その方に合った施術や運動指導を考えていきます。
もっと詳しく身体の状態を確認してほしい。
これからも自分の足で歩き続けたい。
そんな方にこそ、当院へ来ていただきたいんです!
■ 介護要らずで一生歩ける健康体操サークル
私は、船橋市で高齢者の方を対象に
「介護要らずで一生歩ける健康体操サークル」を開催しています。
単に体操を繰り返すのではなく
今の身体の状態に気づき、変化を感じながら取り組むことを大切にしています。
これからも歩き続けたい方、一緒に身体づくりを考えていきましょう。
サークル活動についてのお問い合わせは、当院までどうぞ。
■ ご自宅で歩く力を確認したい方へ
「まずは自分の身体の状態を知りたい」
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